日本には「中元・歳暮・年賀」などの儀礼的な贈り物をする習慣があるが、近年はそのギフト市場が伸び悩んでいる一方、個人による贈り物「バレンタインデー、母の日、父の日、クリスマス、誕生日」など、知友の間で気軽に贈り合う「パーソナル・ギフト」が伸びている。そこで、本特報では、和菓子・洋菓子それぞれに、ご褒美感覚の創作品や店売りのアレンジ品、市場で見つけた商品、すぐに役立つワンポイント・ラッピングなどを多角的に紹介し、新需要開拓の一助とした
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創作編:制作・協力=徳倉正司(とくら総本店)/増田章太郎(大門岡埜)/ 藤原厚子(浪速育 松月) 商品編:小さな和菓子に心を添えて 実売品「プチ」ギフトあれこれ
創作編では、市場トレンドをふまえた贅沢な和洋折衷スイーツ、人気店売品にひと手間加えた実践パーソナルギフト、女性目線のご褒美スイーツ等の提案を、商品編では、メッセージを添えるなど普段の商品をアレンジした、カジュアル感覚で贈れるプチ・ギフト商品をセレクトして紹介した。
「七つ星ロール」 (制作=徳倉正司)
「乙女心」 (制作=増田章太郎)
「和風サンキューデコ」 (制作=藤原厚子)
「フクサヤ キューブ」 (福砂屋)
美味しさの本質を贈るプチ・ギフト
創作編:制作・協力=柴川日出子(ケーキスタジオ グラン・クール)/ 大森由起子(エートル・パティス・キュイジーヌ) 商品編:〝定番商品を磨いて魅せる〟見せ方のヒントはこれだ!
創作編では、脈々と受け継がれてきた伝統菓子のレシピから、素材の持つ本来の味わいを活かしたプチ・ギフト、ご褒美商品開発のヒントを提案、商品編では、おもに都内百貨店の店頭から、定番商品のギフト化に参考になる商品を紹介。
「ル・ブラウニー・ア・マ・ファソン」 (制作=柴川日出子)
「松の実のクロワッサン」 (制作=大森由起子)
「スペキュロス」 (制作=大森由起子)
「トーキョー ビスケット モザイクアンドブリックセット (フェアリーケーキフェア東京駅グランスタ店)
「マカロン・オ・キャラメル」 (アンリ・ルルー伊勢丹新宿本店)
さりげなく魅せる〝ワンポイント〟ラッピング
制作=富樫英子(ラッピング・コーディネーター) 協力=ステイタス・ラッピングスタジオ
現代人のライフスタイルの中にあるようでなかった小さなギフト。たったひとつだからこそ、気持ちをこめてさりげなく魅せるのがポイント。メッセージを添えれば訴求効果も抜群です
使う量が少ないからこそ、 和紙は良質なものにこだわった
最高金賞、金賞を受賞したハタダの人気商品
モンドセレクション出品の理由や、受賞を販売促進にどう活かしたのか、その戦略を聞く
本店外観
尾張菓子「きた川」の人気商品「花豆」の炊き方(瓶詰法) 制作・協力=北川玉一(尾張菓子「きた川」)
尾張の名匠・北川氏の人気の店売り品「花豆」の炊き方を工程写真で詳細に解説
《今月の焦点/1冊の本が紡いだもの》 「手が動く 心が動く 日置武晴 和菓子プロセス写真」展 そして、トークと和菓子レッスンとおもてなし
制作・協力=鈴木廣明(フレイ延齢堂)
麦わら帽子
「タルト・ショコラ・イワテヤマナシ」 制作・協力=猿舘英明(マ・プリエール)
「ショコラ・フランボワーズ」 制作・協力=北井遼太(スタジオ・シュゼット)
《記者が出会った人と品》記憶に残る味(2) 「しっとりロール」 制作・協力=関根大雪(グランネージュ)
《和素材×ショコラ》VALENTINE 2014 和の原点 うま味と和素材を活かしたショコラ
今回は吸水率による焼成条件の影響を確認。(1)標準吸水70%、標準焼成温度/上200℃、下230℃、(2)吸水減68%、標準焼成温度、(3)吸水減68%、焼成温度高温(上210℃、下240℃)→標準温度、(4)吸水増72%、標準焼成温度、(5)吸水増72%、焼成温度高温(上210℃、下240℃)→標準温度、でそれぞれ試作、製品への影響を比較する
「ゼリーパン・ペルデュ」
ボイゼンベリーのアパレイユに浸して冷やし固めるさっぱりとしたフレンチトースト
高付加価値食品の総合商社 生産者直売 のれん会 (東京)(1)
八天堂の「とろけるクリームパン」を大ブレイクさせた同社の着想と熱心な行動力に迫る
店舗外観
《数字が苦手でもOK!》 菓子店の財務力をアップさせる方法 (5)カン頼りの仕入・発注はやめよう 古山喜章 新連載
《味・材料・加工法を解析する》 調理の科学(184) 糖質の種類や機能、利用法についての概要 澤山 茂
新商品・話題商品発売情報 はちみつアルテナ カップサイズ/羽二重ロールケーキ habutae-roll cake